こんな症状でお悩みではありませんか?
- 口を開けにくい
- 口を開けたり閉めたりした時に音がする
- 顎の辺りや耳の前などに痛みを生じる
顎関節症って?
- 口を大きく開ける時に、顎が痛い!
- 食事で顎が開きずらい。
噛むと顎から音がする…もしそのような症状がある方は、顎関節症かもしれません!!
分類
- 顎関節症Ⅰ型 : 咀嚼筋障害(咀嚼筋障害を主徴候としたもの)
- 顎関節症Ⅱ型 : 関節包・靭帯障害(円盤後部組織・関節包・靭帯の慢性外傷性病変を主徴候としたもの)
- 顎関節症Ⅲ型 : 関節円板障害(関節円板の異常を主徴候としたもの)
- a: 復位をともなう関節円板転位
- b: 復位をともなわない関節円板転位顎関節症Ⅳ型変形性関節症(退行性病変を主徴候としたもの)
- その他(顎関節症Ⅴ型) : 上記の分類に該当しないもの
原因
☑最も大きな原因は、「歯ぎしり」で、筋肉を緊張させて顎関節に過度の負担をかけダメージを与える。
最も大きな原因と言われてます。肉体労働や仕事などに集中しているとき無意識に行っている。就寝中にも起こる。
- 仕事や家庭、人間関係などのストレス、その他精神的な緊張は、夜間の歯ぎしりを起こします。
- 左右どちらか一方でばかり噛み、片側だけに多くの負担をかけている。
- うつ伏せ寝、頬杖をつく癖などによる顎への圧迫など。
- 不良な歯列矯正や歯科施術により噛みあわせの悪さ。
症状
- 食べ物を噛むときに、顎が痛い(関節痛)。
- 口が大きく開けられない(正常な人は、縦に3本分入る)。
- あごを動かすと“コキッ”っと音がする(関節雑音)。
- 噛み合わせに違和感がある。
- 口がスムーズに開かない。
整骨院での施術
顎関節を動かす時に、働く筋肉の緊張をほぐすと手技をします。
また身体の歪みを骨盤から首までチェックします。
施術によって日常生活に支障が無いように、施術を行います。
Ⅰ型~Ⅲ型の症状の開口障害・雑音は、6回程の施術で軽減・消失していきます。
自宅でできるセルフケア
- 硬いものは食べない
- 痛みや口が開けづらい症状がある場合は、しばらくは硬いものを食べないよう注意する。
- 無理に口を大きく開けない。食べ物を小さく切ったり、会話中、あくびや歯科施術などにも注意。
- 冷湿布、温湿布・痛みの急性期には冷湿布が有効。あごを動かさずに冷やしすぎると血液循環が悪くなるので注意。慢性的な痛みには温湿布をすると筋肉の緊張や痛みが緩和される。
- うつ伏せは顎や首の筋肉に負担がかかるので、できるだけ仰向けで寝るようにする。枕も高いものは避ける。
- あごの運動をする・関節や筋肉の痛みが緩和されたら、少しずつ顎の運動を行う。口の開閉や顎を横に動かしたり、首や肩のストレッチをする。
- あごに負担をかけない生活・歯を食いしばるスポーツ。頬杖をつかない、食べ物は両奥歯で噛む、など顎に負担をかけないようにする。