こんな症状でお悩みではありませんか?
- 歩行時やランニングなど運動時に膝のやや内側に痛みがある
- 膝に何かがひっかかる感じがある
- 指などで押しても痛みがある
タナ障害とは??
膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、タナが膝のお皿と太ももの骨の下端との間に挟まり、大腿骨の下端の膨らんだ部分とこすれて炎症を起こし、腫れや痛みが出る症状です。
タナって何?!
膝の関節の内部には、関節腔という空間があり、その空間は滑膜ヒダという膜でいくつかに仕切られています。
そのうち膝のお皿と太ももの骨の間の滑膜ヒダは、物をのせる棚のように見えるため、タナと呼ばれています。
滑膜ヒダについて説明しましたが、実際は『胎児期』に存在し、成長時には消失していきます。
しかし、日本人の半数ほどはその滑膜ヒダが消失せずに残存していると言われております。
その残存してしまった滑膜ヒダが運動などによって擦れたり圧迫され、それを繰り返すうちに弾力性を失い、膝関節の運動を妨げるようになって障害を引き起こします。
どんな症状があるか??
- 膝の屈伸時に、膝関節内側部で引っ掛かり、パキパキ音がする。
- お皿の内側周辺が痛い。
- 膝に何か挟まったような違和感がある。
原因
- 膝の屈伸と打撲が多いスポーツ選手によく発症します。
- (バスケットボール・野球・バレーボール・陸上競技など)
- 生まれつきタナが大きい方は、膝の使い過ぎた状態で膝を強打した。
- 太ももの筋肉が使いすぎて緊張が強くなりタナを擦り炎症を起こす。
施術方法
タナに起こっている炎症を抑える為、RICE療法を行い、太ももの筋肉の緊張を緩和させます。
また身体の歪みを改善して「自然治癒力」が働ける環境をつくり、棚(タナ)障害が改善できる状態をつくります。
当院では、膝の痛みを解消することに合わせて、首や骨盤などを同時に施術することで、再発しない「予防」という観点からの施術も行っていきます。
棚(タナ)障害の痛みでお困りの方は、ぜひご相談ください。